着物

ギャラリー銀乃月

2024年08月16日 01:10

こんにちは、ゆうです。
暑い日が続きますね。

最近は花火大会が開催されたり、おしゃれして出かけたいシーンがありますよね。


花火大会でおしゃれ、といえば浴衣も選択肢にはいりますよね。
余談ですが、実は遠州地方は浴衣の生地の産地なんです。
注染(ちゅうせん)染めってご存じですか?


手ぬぐいとか染めるのに使われる技法ですが、浴衣もこの技法を用いて染めており浴衣のメッカとなっているんです。

それはさて置き、、、浴衣だけでなく、「着物」って日本独特のいわば民族衣装。
まぁ浴衣は民族衣装と言うにはちょっと、というところはありますが。。。
夏に着物は暑くて死にそう〜〜〜とか思っていませんか?
でも実は四季を通じて素材選びを間違えなければよくできた服なんです。

首の後ろは襟をグッて抜いて、脇はあいていて熱を逃がす構造で、何百年と続いているだけありよく考えられています。
肌着(肌襦袢)は汗を吸い取ってくれて着物への汗染みを防いでくれます。


晒し木綿などにすると快適になるのではないでしょうか。
浴衣なら私はこの肌襦袢+すててこの上に着ちゃうかな。
ちゃんとした席 (浴衣でちゃんとした席って…) には長襦袢着ますけどね。
襦袢を麻(リネンって言った方がおしゃれ?)にするとサラッとするし、綿でも縮緬?ちじみ?でこぼこのある織り方なら肌への接地面が少なくて汗も吸ってくれて快適(のはず)
最近は洗える着物とかもあるので、洗濯機で洗っちゃったりできます。

ちゃんとした席に着ていくなら夏の着物ですね。
絽の着物・紗の着物、って聞いたことないですか?
織目が粗いのでちょっと透けるから長襦袢は必須ですが(いやいや透けなくても必須でしょ)、たとえば濃いめの色の絽の着物の下に白い襦袢が透けていると何だかキリッと見えるんです。シースルーっていっても全然いやらしくないですよ。逆に清楚でかっこ良い!と私は感じます。


冬なら裏地がついた着物で肌着とかも保温性を考えた物を着るなどいろいろと対策できます。
今は暑いので冬仕様に関しては考えるのを控えさせていただきますね。

着物って決まり事が多くて…とか、高価でとか、堅苦しいとか、手を出しにくいですよね。
でも日常なら綿でもオッケーだし、絹の着物は「格」で着ていけるところが制限されますがフォーマルを仕立てることを思えば一着位はあっても良いかも。帯を替えれば着回し上等!別物になりますしね。小物(帯揚げとか帯締めとか)でも印象変わるし。
着物によっては染め直して全く違う着物に変えたりもできます。
コスト面は良い物は決して安くはないので先ずは普段着的に、中古で洋服と合わせてなど工夫次第で自分流に。
着物を着る機会が減ってなかなかメリットといえるか分かりませんが、大切に扱えば親から子へ引き継いで行くことができます。これ実はおばあちゃんの着物で、という話を聞くこともあります。
流行は巡りますからね。
そして多少の横への増減に対応できます。最近ウエストが、んっセンチ増えちゃって、でも大丈夫!んっ十センチは…皆まで言うまい。
丈もおはしょりで調節可能!サイズに関しては良いとこだらけです。
決まり事に関しては分からなければお店に聞けば良いのです。餅は餅屋、知らぬは恥ではなく知りたいという気持ちが大切。

少しでも着る機会が持てると良いですね。
民族衣装は、各国の風土に合った工夫がされていてその形になるには訳があるだと思います。
つばの広い帽子やマント、知らない衣装もたっくさんあるんでしょうね。
いろいろな国の衣装にも興味がわいてきました。
 

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